会長挨拶

昭和47年卒 井上 正明

令和4年7月1日をもって福岡県立山門高等学校同窓会 会長に就任いたしました井上です。

 これからの教育を考えていく時のキーワードは「夢」「希望」「志」そして「ロマン」です。令和四年度は創立百十周年を迎えます。この間にあって、明治、大正、昭和、平成そして令和と五つの時代を経てきました.卒業生は二万人を超えます。国の内外を問わず、政治、経済、スポーツ、芸術、教育等で活躍をされている同窓生を有した学校が「山門」高等学校です。進学実績も難関大学といわれている「東京大学」「京都大学」「一橋大学」「九州大学」「早稲田大学」「同志社大学」をはじめ全国の大学に進学実績を示しています。部活動でも最近は、「放送部」「バドミントン部」「書道部」等を中心に活躍をしています。しかし、少子化の波を受けて、かつての八クラスから、現在は四クラスになりました。
少子化の中にあっても.山門高等学校が社会の中で果たすべき役割はあり、生徒を育てる意味は大いにあると確信しています。これからは、学校の中の教育の充実に加えて地域社会とのかかわりの中で果たすべき役割を考えていく必要があると考えます。地域社会の文化行事等に積極的に生徒が関わる等の教育の在り方を考えていく必要があるのではないか。社会の大きな変化の中でこれから高等学校教育がいかにあるべきかという問題を考える中で、校内だけで充実させる教育ではなく大きく地域社会あるいは国際社会とのかかわりを視点に入れた教育の在りようを考え、実践していく時に「山門」高等学校は大きく飛躍を遂げていくと確信しています。そのためにも同窓会の果たすべき役割はこれまで以上に重要と考えていますので、一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和4年7月吉日

福岡県立山門高等学校同窓会

同窓会長 井上 正明(昭和47年卒)